24/7~キミを想う~【完結】


「24/7。トゥエンティーフォー、セブンって読むの」


「そのままなんだ?」


「そう。意味は24時間、7日間。簡単に言うと365日っていう意味に近いね」


「24時間……7日間……」


ネックレスに刻まれている文字の意味を知ってますますユーヤの考えていることが分からなくなってしまった。


ネックレスがペアだとユーヤは嬉しそうに言っていた。


「ねぇ、そのネックレスさ……」


「うん。ユーヤとペアだよ……」


アヤは何度か小さく頷いた後、あたしの目を真っ直ぐ見つめた。