24/7~キミを想う~【完結】


「これってどういう意味か分かる?」


あたしはポケットに押し込んだネックレスを取り出し、アヤに差し出した。


シルバーのシンプルなネックレスに刻まれていた文字。


「24/7って何?」


七分の二十四?


あたしには読み方すらさっぱり分からなかった。


けれど、アヤはすぐにピンっときたのかあたしにネックレスを返しながら口を開いた。