ユーヤはあたしがお金を払うと言っても拒むだろう。 でも何かしてあげたい。 「ねぇ、ユーヤ。あたしも何か……」 「僕は何もいらないですよ?欲しいものはないです」 「でもそれじゃ……」 「それなら一つお願いがあります」 「お願い?」 1階にある喫茶店に向かいながら、ユーヤは目を伏せてこう言った。