ユーヤが屋上にこなくなってから一週間が経った。
一人でお弁当を食べるのも、少しづつ慣れてきてしまった。
ただ隣にいつもいてくれた大好きなユーヤがいないという事実があたしの胸を締めつけた。
「ユーヤ……今日も休みかな……」
ユーヤはここ最近学校に来ていない。
心配になり朝メールを送るとその返信は翌日の夜だった。
まめな性格のユーヤは、あたしがメールを送るとすぐに返事を返してきた。
……ユーヤの誕生日までは。
それがどんなにくだらない内容であったとしても。
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