部屋に入るとすぐに涙腺が崩壊した。 自分の意志とは関係なく涙は溢れて頬を伝う。 それを必死で拭いながらその場に座り込んだ。 「……ユーヤ……ごめんね……」 胸が張り裂けてしまいそうな痛みにギュッと目を瞑る。 瞳の奥でユーヤの笑顔が少しづつ消えて行くような気がした。