「……傍から見るとそう見えるのかな?」


「そんなことないよ!あれはあの人達がからかってただけ!」


あたしとユーヤは一つしか年も変わらない。


それにユーヤは決して童顔ではない。


「……先輩は優しいですね。家まで送ります」


それなのにユーヤは何故か酷く落ち込んでいるように思えた。