「連絡先も教えてくれないとか、それはないでしょ?どういうジラし?」 「だから何度も無理だって言ってるんですけど……」 「分かった。潔く諦めよう。でも、俺この近くのスーパーでバイト始めることになったんだ。今度俺が働く姿でも見に来てよ?ヤバいかっこいいから」 潔く諦めてはいないでしょ。 それに自分でかっこいいって言うのはいただけない。 「……あ……」 男の言動に終始目の下を引きつらせていると、突然男があたしの背後を見て口をポカーンっと開けた。