「……一緒には住んでないようなものですけど、一応母親はいますよ」 「じゃあ、今日も一人……?」 「そんな感じですかね……?」 こんなところで立ち話をしているのはユーヤにとってキツイだろう。 「それなら今日はあたしが看病する」 「……え?」 驚きと困惑の表情を浮かべるユーヤを押し切りあたしは強引にユーヤの家に上がり込んだ。