「いただきます」 「どう?美味しい?」 「はい……あ、これすごい旨い!」 駅前のアイスクリーム屋は下校途中の女子学生で賑わっていた。 そんな女子生徒たちに混じり幸せそうにアイスを頬張るユーヤ。 あまりに違和感なく場の雰囲気に溶け込んでいるユーヤが少しだけおかしかった。 「ねぇ、美味しいならもう一つ食べなよ?」 トリプルにすると思っていたのにユーヤはシングルのアイスを注文した。 きっとあたしに気を遣っているんだろう。 申し訳なくなりそう言うとユーヤはすぐに首を横に振った。