18
俺と千奈美は食事を取り終え、座席から立ち上がって、店の出入り口付近にあるレジで掛かった食事代を清算してもらう。
「一万三千円になります」
「ああ、そのぐらい?」
「うん。いつもはこれの半額ぐらいなんだけどね」
「まあ、美味しいコーヒーとケーキも付いたことだし、これぐらい掛かっても仕方ないかな?」
「ええ。……今井さん、また新年になったらゆっくりいらしてくださいよ」
「うん。一応御用納めになったから、しばらくは食いに来れないよ」
「じゃあ、よいお年をだね?」
「ああ。今年の仕事も終わったしな」
「私の焼いたステーキで、今井さんが満足されてるのなら、それで構いませんよ。何せ常連さんなんだから」
「また来年頭から食いに来るから。じゃあね」
俺と千奈美は食事を取り終え、座席から立ち上がって、店の出入り口付近にあるレジで掛かった食事代を清算してもらう。
「一万三千円になります」
「ああ、そのぐらい?」
「うん。いつもはこれの半額ぐらいなんだけどね」
「まあ、美味しいコーヒーとケーキも付いたことだし、これぐらい掛かっても仕方ないかな?」
「ええ。……今井さん、また新年になったらゆっくりいらしてくださいよ」
「うん。一応御用納めになったから、しばらくは食いに来れないよ」
「じゃあ、よいお年をだね?」
「ああ。今年の仕事も終わったしな」
「私の焼いたステーキで、今井さんが満足されてるのなら、それで構いませんよ。何せ常連さんなんだから」
「また来年頭から食いに来るから。じゃあね」