「皆瀬、もう行こうぜ。あいつらに魔法は必要なさそう」
艶やかな黒髪をガシガシと掻き回して、ランは軽く息を吐き出した。それを見て、何が面白いのか亮はクスクス笑う。
「そうみたいだね。あ、ぶっさんさんも一緒に乗って行かれますか?これから一旦本部に戻りますが」
亮がぶっさんに声を掛けると、黒と茶の尻尾をゆらゆらと振ってから、ぶっさんは振り返った。
『うんにゃ、しばらくこの面白い人間どもを観察していくにゃ』
「そうですか。では失礼します。ラン、行こう」
「おっけー」
かくてオレンジ色の失恋回収車は、低いエンジン音を響かせて夕暮れ迫る街の中へと消えていくのでありました……。
ってか、俺らあんま活躍してなくね?!どうなってんの?!(by 芹沢嵐)
……ごめんね、魔王&天使くん。また後ほどリベンジをはからせていただきますから!
海斗が出てくると、どうも全部かっさらわれてしまうの……。
作者の力量不足というわけですね(by 皆瀬亮)
あいすいません。



