先輩…来ないし。 周りから見ればあたしのしてることなんて、馬鹿らしく見えるんだろう。 「…~…帰ろっ…」 とうとうあたしはベンチから立った。 辺りはすっかり日も落ち始めて、うす暗い。 もうほとんど生徒は残っていない校舎。 なんだか、寂しい気がする。 「先輩の…ッ………ばかぁ───────ッ!!」 自分の叫び声が、こだまする。 息を乱しながら、階段を駆け降りた。 ばかばかばかばか。 分かってたのに。 一番馬鹿なのは…あたしか。