あたしの近くで止まった。 これは一体、誰の足音なんだろう。 そう思った瞬間、頬にサラリと、くすぐったい感触。 髪…?? ほんのり、シャンプーみたいな香りがした。 その数秒後。 いきなり、唇に柔らかい感触。 がばっ 「先輩っ!?」 目が覚めた。 さっきのはやっぱり夢…で。 目の前には青空が広がっていて、目元は涙で濡れていた。 先輩の姿は、校門前から消えていた。