室内にいる男たちは、誰もこの状況で動こうとしない。
不自然なほどにだまりこんで、それぞれの定席からサラの様子を見守っている。
銃口をダナに向けたまま、サラは器用に肩をすくめた。
「だってしょうがないじゃない。
その坊やの持っているものは、私たちから空を奪ってしまう危険なものよ。
あなたは聞かされていないのかもしれないけれど。
それを守ろうとするビクトールが、
信頼できなくなったのが一番の理由。
それに」
ダナは、黙ってサラの言葉を受け止めていた。
ディオの位置からは、背中しかうかがうことはできない。
それでも、ディオの脳裏には唇をかみしめているであろうダナの姿が容易に想像できた。
「ヘクターはいないのに、
ヘクターを殺したあなたはのうのうと生きているんだもの。
それって不公平よね。
そうね、
でもそれだけじゃあなたを殺そうなんて思わなかった」
不自然なほどにだまりこんで、それぞれの定席からサラの様子を見守っている。
銃口をダナに向けたまま、サラは器用に肩をすくめた。
「だってしょうがないじゃない。
その坊やの持っているものは、私たちから空を奪ってしまう危険なものよ。
あなたは聞かされていないのかもしれないけれど。
それを守ろうとするビクトールが、
信頼できなくなったのが一番の理由。
それに」
ダナは、黙ってサラの言葉を受け止めていた。
ディオの位置からは、背中しかうかがうことはできない。
それでも、ディオの脳裏には唇をかみしめているであろうダナの姿が容易に想像できた。
「ヘクターはいないのに、
ヘクターを殺したあなたはのうのうと生きているんだもの。
それって不公平よね。
そうね、
でもそれだけじゃあなたを殺そうなんて思わなかった」



