「そんなのって不公平よね。
今荷物積み込んでいるのが、
あたしとファイネルさんだけっていうのも不公平だと思うけど」
「誰も頼んでいないぞ?」
と、フレディが大仰な身振りで腕を広げた時だった。
ぱん、という乾いた音とともに、
ディオの目の前で、
殴られたようにファイネルの頭が不自然にかたむく。
くるりと回って、地面に倒れていくファイネル。
その光景は、異様にゆっくりとディオの目にはうつった。
「ディオふせて!」
ダナの体当たりと同時に、地面に押し倒される。
続く音。
ついいましがたまでディオの頭があったであろう場所の後ろの壁が削られた。
さらにもう一発。
今度はフレディをねらったものらしいが、こちらは既に地面に身を投げていた。
続々と下船してきていた乗客たちの間から悲鳴があがる。
今荷物積み込んでいるのが、
あたしとファイネルさんだけっていうのも不公平だと思うけど」
「誰も頼んでいないぞ?」
と、フレディが大仰な身振りで腕を広げた時だった。
ぱん、という乾いた音とともに、
ディオの目の前で、
殴られたようにファイネルの頭が不自然にかたむく。
くるりと回って、地面に倒れていくファイネル。
その光景は、異様にゆっくりとディオの目にはうつった。
「ディオふせて!」
ダナの体当たりと同時に、地面に押し倒される。
続く音。
ついいましがたまでディオの頭があったであろう場所の後ろの壁が削られた。
さらにもう一発。
今度はフレディをねらったものらしいが、こちらは既に地面に身を投げていた。
続々と下船してきていた乗客たちの間から悲鳴があがる。



