耳に残る甘い声も
    乱れる熱い吐息も
    軋むベッドの音も


  あの声が、あの温もりが
  いつか消えてくれるなら


    愛されるためなら
    なんだってできる



    誰かを傷付けても
    誰かを利用しても


     永遠を捨てて
     刹那を愛せば


     幸せになれた





  >>第5章:眠れぬヒツジ