確かにそうだよな。
ヒヨリンを守ることぐらい出来る。
「でも、混乱しちまうだろうしな。
俺もちぃーさんの意見に賛同して
細かいこと言うのは止めとこうじゃねぇーの。」
伊織がたい焼きに手を伸ばす。
「何があっても必ず守れる自信あるしなっ。
7人も居るんだ!!ヒヨリンは絶対に傷
つけないようにするんだっ!」
ナルもたい焼きに手を伸ばす。
「あのチビ目離すと変なところに首突っ込んでるからな。」
慶詩はヒヨリンを一瞬見た。
「あれをほっとくとヤベーだろ。」
「あー、それ確かに。」
それは経験済みだからな。
「ひよこはああやって笑ってる方がいい。」
京がクスっと笑うのを見てみんな驚いた。
京が笑うなんて奇跡に近い。
ただでさえ、笑わせるのにどれだけ
苦労することかの京がヒヨリンの笑顔
一つで笑うなんてやっぱりヒヨリンは
ただ者じゃない。
「京にしちゃー珍しいじゃねぇーの。」
伊織、ここに居る誰もが思ってる。
「そうか?」
京はもう笑ってなくてたい焼きを食べ
ながらいつもの京に戻ってた。
「京、腹でも壊したか?」
ちぃー、それは言いすぎでしょ!!
っていうか、ちぃーは天然過ぎる。
「別に・・・」
「何だ、それならいいけど。」
ちぃーは優しいんだよな。
昔からちっとも変わらねぇの。
人のことほっとけないっていうか、
ちぃーじゃなきゃ俺もここまで
着いて着てなかったと思う。
ちぃーには人を惹きつける
もんを持ってる気がする。

