何でも完璧にやっちゃうし、容姿はありえないほど
イケメンで何をやらしても様になって非の打ちどころ
がないっていう人だった。
そんなお兄ちゃんの唯一の弱点は多分あたしだ。
昔から、それはそれは可愛がられてた。
「お兄ちゃんのことすごく好きだったみたいよ。
あ、でも勘違いしないでね。変な意味では決して
ないはずだから!!あの2人は根っからの女好きだから
変な方向に考えるでないよ。」
あたしが考えちゃいそうだ。
でも、考えただけで気持ち悪い。
「おぇ」
吐き気が・・・
「自分で言っといて・・・」
京様、ごめん。
でも、想像はしない方がいい。
「お兄ちゃんは三度の飯より妹のあたしが好きで
しょうがないみたいなんだよね。あの2人はお兄
ちゃんの友達だからねー。お兄ちゃんがいきなり
海外に進出するって言った日にあたしのこと頼んだ
んじゃないのかな?過保護っていうか、もう病的
なぐらいあたしのこと好きでしょうがないみたいっ。」
それだけでもないとは思うけどね、一番はこれ
だろうなと推測している。
「日和ちゃんは?」
馨君、そんなこと聞いちゃうの?
好きじゃないわけないよ。
口では何とだって言えるんだ。
でも、出来るなら傍に居てって思う。
「・・・好きだよそりゃあもう」
お兄ちゃんも兄ちゃんもあたしには
強い味方でいつだってあたしを優先して
どんな時でもあたしのためを考える人で、
すごく可愛がってもらってたのは覚えてる。
「ヒヨリンのお兄さんか!!」
お兄ちゃんのことが怖いのか何なのかあの2人
は多少それがあるからあたしを気に掛けるのか
もしれないけど。
「でも、みんなもしあたしの兄ちゃんたちに
あったらすぐさま逃げた方がいい!!
恐ろしい執念で追われること間違いないよ。」
こんなにイケメン揃いだもの。
興味湧かないはずがないよ。

