Hurly-Burly 【完】


女の子ってのはどうも面倒臭いことばっかりだ。

「日和、それであんたは授業中ずっとそんな

くだらないこと考えてたの?」

そうでもない。

女性の品格は休み時間にちょろちょろ読んで

もう読み終わる。

「・・・・・考え事」

さて、それにしたって謎が多い。

昨日よく考えて見た。

流血事件というのも今やもう忘れ去られる

ぐらい前のことになってるけど、暴走族って

いうのはどうもオートバイや自動車を乗り回し、

危険な走行や騒音で人々に迷惑をかける者の集団。

辞書で調べてみるとこんな言葉が出てきた。

バイクに乗ってるところなんて想像しただけでも

恐ろしい気がする。

ちぃ君なんて確実にボケッとし過ぎて事故る。

危険行為をする人たちを俗にそういう類で呼ぶ

わけで、みんな危険行為なんてしてないはず。

暴走族ってのは一体何者なんだ!?

全然分からない。

あたしの思考範囲外だ。

ここに来て初めて立ち塞がる問題が出来た。

この前、聞いた時はへぇ~って思った。

カッコイイんじゃないかその名前とか思った

のは一瞬でハッと気付いたのだ。

暴走って何を暴走するんだ?

族ってのは何かの民族的な?

竹の子族とかはもう流行らないと思う。

それに無数の傷を見ると何かしてる

のかなって思うのは変わらない。

最近はよく学校に来てるけど、また

来なくなるのかなとかあたしはみんなの

母さんか!!

でも、先生たちには殆ど頼りにされてる。

このところ、何を勘違いしてるのかあたし

の言うことは聞いてくれる的な思考になり

つつあって困る。

「日和?」

あたしは、自分の言ったことに責任を持って

彼らと接し合うことが出来るのかしら?