「ぷっちゅん」
くしゃみが止まらないぞ。
「日和ちゃん、ナルの服に着替えておいで。」
ナル君が服を持って子犬のように駆け寄ってきた。
「いや、大丈夫・・・・」
じゃないっすね。
みんなの視線怖いから。
「おめー色気ねぇよねー。
普通に考えてワイシャツが透けて・・」
あたしの眼力ナメるなよ!!
伊織君を押し黙らせた。
「悪かったわね。
キャミソール着てますから透けません!!
そして、あたしのは見てもちっとも可愛げ
ありませんので・・・」
今日の下着なんだったっけ?
黒いキャミソール着てたんだった。
スーパーの二階で買った安売りの
パンツ穿いていたら悲しくて涙がちょちょ切れるわ。
ナル君にお風呂場案内された。
「えっ、ちぃ君が先でいいよ。
あたしなんて後でも・・」
ナル君怖いっ。
「駄目だよっ!!
早く、入っておいで。」
男の子の家でシャワーを借りる。
これは女の子としてどういう視点だろうか?
びしょびしょになった制服を脱いで、
とりあえず熱いお湯を借りた。
お風呂はすぐに済ませた。
ものの数分だったと思う。
洗面所にあった大きなドライヤーを
拝借してブラジャーとパンツを乾かして、
ナル君から借りたスウェットにTシャツを
着て見たが・・・大きいぞ!!
ナル君、意外と大きかったのね。
それともあたしが小さいだけなの?
制服どうしようと思いながら、
「乾燥機ある」
えっええええええ!!
いつから、居たんだ。

