Hurly-Burly 【完】


この子の可愛さは犯罪級です。

変態親父になりそうだ。

「じゃあ、俺にして。

ヒヨリンが無心になっちゃうほど想って。」

犯罪級のセリフ頂きました。

「ぶほっ」

鼻血が止まりません。

生死彷徨いそうです。

「ナル、死んじゃうぞ。」

そうです、伊織君。

お助けを!!

「ヒヨリン、好きっ。」

マジで心臓持たねぇよ。

「た、助けて下さーい。

三途の川が見えますであります。」

ナル君の好きは予想以上に心臓

に大ダメージを与えた。

「駄目だこりゃ。」

伊織君、諦めないで!!

「な、ナル君、あたしだって好きだよ。」

とりあえず、ナル君のこと嫌いじゃない。

「ホントに?」

ちょっ、ひっくり返るよ!!

「えっ、うん、みんな好きだけど?

よっちゃんのアフロは最近すごく

輝きに溢れてるように見える。」

あのアフロそんなに魅力に感じる

日が来るとは・・・

「ヒヨリンの馬鹿っ。

そんな好きじゃないのがいいっ。」

むへっ?

どんな好きが欲しいのよ。

「な、ナル君?」

この子どうしちゃったんですか?

マジで、どうすればいいの。

ナル君に押し倒されそうなところを

踏ん張ってナル君をぎゅって抱きしめ返した。

「そんなこと言っちゃやーの。」

だって、そんな好きじゃないのがいいって

寂しいですよ?