Hurly-Burly 【完】


それにしたって何でいやどこに勉強してる

時間があるというのだ。

ま、まさか、・・・カンニング!?

「そんなわけないでしょうが。」

サユに頭を小突かれて考えを改め直す。

そうだよね。

そんなことする人ではなさそう・・多分。

寝転がりながらそういえばと思った。

今日は解禁日だな。

しばらく行ってなかったあそこには

行くべきだろうか?

今日はスーパーはなまるで特売が

あったっけな。

ジョセフィーヌの大好きなエサが

特売だったような・・・

そんなことを考えていたらいつの間にか

放課後になってて迷った挙句スーパー

の特売を選んで自転車をかっ飛ばした。

ジョセフィーヌのエサをたくさん買って、

夕飯と朝食とかの材料を買った。

スーパーはなまるをほくほくしながら出ると、

スーパーの近所から罵声が聞こえてビビった。

ジョセフィーヌのエサを落とした。

すぐさま、拾い直してまたこの前みたいなの

はご免だと思いながら自転車をかっ飛ばして

帰る間際一瞬見知った顔を見て脳内がパニック

に陥った。

どうして、あの人が居たんだ?

しかも、とてもガラの悪そうな人たちに

囲まれていた。

あれは助けるべきだったのか?

でも、笑ってたしきっと見間違いだろう。

あの人ではないだろう。

そう思って自転車をかっ飛ばして帰って

その日は忘れるようにDVD『まるっと地球伝』

という地球上に起こった伝説を紹介する

ものをジョセフィーヌと見込んだ。

何と、シリーズで10も出てるので1日じゃ

とてもじゃないけど見切れなかった。

ジョセフィーヌはあたしの趣味を分かって

くれる男なのでいつも付き合ってくれた。