「あたし、桃乃木君好きだなぁ~。 ね?あたしを幸せにしてよ。」 「な、何言ってるんだよ河本!」 「あたし、黒川だよ?」 「うっさいな。 俺、のど乾いたから水飲んでくる。」 そう言うと桃乃木は 真っ赤な顔して教室から出て行ってしまった。 「ねぇ、美里?」 「何?」 「桃乃木君っておもしろいね。」 「あんまり、からかわないでよ。 アイツ純朴純情少年なんだから。」 「そう?でも、本気かもよ?」 そう言ってヒカリは笑ってた。 本気なの?