「ほら、席に着け!」
チャイムがなり終わると同時に
先生が教室に入ってきた。
私達はあわてて座席に着いた。
「また後で!」
という学子に
私達はお互いに笑顔で手を振った。
コウスケ先輩と遊びにいく。
今から考えても楽しみだ。
コウスケ先輩
コウスケ先輩
コウスケ先輩
ドクンと心臓の動きが活発になる。
心の中で何度も何度も呼んだ先輩の名前。
まだ、相手の予定も聞いてないのに
心の中は来週何しようってことでいっぱいだった。
そうだ。
先輩、彼女とかいるのかなぁ。
いないとしても好きな人は?
気になる。
何で聞かなかったんだろ。
少し後悔する。
3人に相談したら力になってくれるかな。
びっくりするだろうな。
ヒカリは。
昨日は彼氏なんて考えられないなんて言ってたのに。



