「今度はさ遊園地に行かないか?」 と、彼が普通に言った。 そんな自然さが恥ずかしくって 私は彼の目を見て答えられなかった。 「・・・いいよ。」 自分でも聞き取れないくらいの声。 「どこに行く?」 そんな問いには、嬉しすぎて 考えることもできず、 「えっと…任せてもいい?」 と答えた。 「って言われても近所の遊園地はひとつしかないけどな」 と、彼は笑った。 まるでその目は 私の心を 全てを見透かされているような感覚だった。 「…。」