コウスケって見た目と一緒で
やんちゃくさい人かって思ってた。
格好いいだけじゃなくて
マナーもちゃんとしてるんだ。
「あはは。美里、ゴメンな。座れなくて。」
「うん、いいよ。」
みんなにもやさしいコウスケ。
でも、今日は私は座ってたかったな。
ケホッ…。
「俺のとこ、寄りかかっていいからさ。こっちおいで。」
「え・・・?」
そう言い私の手を引く彼。
「遠慮すんな。
風邪、引いてるんだろ?
声、いつもと違ってたもんな。
無理すんなよ。」
よりかかるとコウスケの胸板は厚く
暖かかった。
「・・・ウン。」
これは、これで、いいのかも。
「美里、しんどかったら言えよ?」
「うん。わかったよ。
・・・・・センパイ。」



