それは夏休みの終わりのある夜
まだまだ暑い日が続き、夜と言っても中々日が落ちない19時頃
ピンポーン
シュウの帰りを待つ間、本を読んでる最中に寝てしまった私はチャイムの音に目を覚ました
外は薄暗くもう夜に差し掛かっている事に気付いた
ピンポーン
さっきは夢の中の出来事かと思っていたチャイムが、もう一度鮮明に部屋に響いた
(誰だろう・・・?)
シュウは鍵を持っているし
あまりこの家に用事のある人なんていない
たまに勧誘の人が来て、シュウが断ってるのを見た事はあったけど
それにしては
ピンポーン ピンポーン
しつこい


