「待てよぉ!直…… これで心配事もなくなったことだし」



車に片手を乗せて、先生がニヤリと笑う。




そうか、そうだったんだ。




最近、先生はあんまりエッチじゃなかった。


私の心を察してくれていたんだ。





あの時と同じ。




おばあちゃんが亡くなった後……



あの時も、先生はそうだった。




「先生!!!!大好き!!!」


「お?どした?逃げてたはずなのに、直が俺を襲うのかぁ?」




車の横にしゃがんで、こっそりキスをした。





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