「待てよぉ!直…… これで心配事もなくなったことだし」 車に片手を乗せて、先生がニヤリと笑う。 そうか、そうだったんだ。 最近、先生はあんまりエッチじゃなかった。 私の心を察してくれていたんだ。 あの時と同じ。 おばあちゃんが亡くなった後…… あの時も、先生はそうだった。 「先生!!!!大好き!!!」 「お?どした?逃げてたはずなのに、直が俺を襲うのかぁ?」 車の横にしゃがんで、こっそりキスをした。 ◆◆◆◆◆◆