いやだ!帰らないで!なんて言えない…

少し涙が出そうになった。

そんな私に気付いたたろうは

「俺眠たいから

ちょっと休憩してから帰ろっかな」

そう言ってくれた。

もう少し一緒に居れるのが

嬉しかった。

いつものホテルに着き

シャワーを浴びてベッドに寝転がる。

たろうの腕枕を今は独り占めしてる。

そして私の唇に深いキスを落とす。

私はそれだけで酔いしれる。

たろうと関係を持つまでは

恥ずかしくて隠すように

いつも何かを気にしていた。

だけどたろうと関係を持ってから

たろうの温もりに触れたくて

恥ずかしいけれど私を見てほしくて

大胆になった。

たろうはそんな私を楽しみ

快感へと導いてくれる。