夜は家に誰も居ない事が多い。

だからたろうを呼びやすかった。

たろうのためにご飯を作って

たろうの帰りを待っていた。

たろうが家に来て

一緒にご飯を食べる。

たろうは美味しいと言って

食べてくれた。

嫌いなトマトも食べてくれた。

もう二度と食べないって

言っていたけどね。

鶏肉が食べれなかったたろうは

私の料理で食べれるようになった。

そんな些細な事が嬉しかった。