1週間が経った。

本当は病院に行かないといけない。

でも怖くて一歩踏み出せなかった。

仕事が終わってたろうと会った時に

たろうに相談してみた。

「今から病院行くで。

道案内しろ」

そう言って車を走らせた。

病院の前に着いたものの

怖くて立ち止まっていた。

「何ゆわれても俺がおるから

大丈夫やって!

ちゃんと話聞いて来い!」

そう言って私を無理矢理

車から追い出した。

「終わったら電話して来いよ」

一言言い残し去って行った。

いつまでもうじうじしてられない。

そう自分に渇をいれ病院に向かった。

そして先生が口を開くのを待った。