震えが止まらなかった。 心臓の音がうるさかった。 昨日知ったと言っていた日付よりも前に たろうは妊娠の事を知っていた。 嘘だと分かっていたのに 心のどこかで信じていた。 やり場のない感情は どこにぶつけたらいいのだろう。 いっその事感情なんてなくなればいいのに。