あなたじゃなきゃダメ...


同棲を辞める最後の日だから

まこが好きな料理を作った。

そしてテーブルに並べ

まこと食べていた。

突然まこの手が止まった。

私は気にせず食べていた。

「うっ…っく…」

隣にいるまこを見た。

まこはまた泣いていた。

「何で泣いてるん?」

私は問いかけた。

「美味しいなっと思って…

ななの手料理食べれるん

もうあんまりないって思ったら…

お腹いっぱいでもう食べられへん」

そう言うと、お箸を置いた。

私は何て声をかけていいのか分からず

黙々と食べていた。

私が食べ終えても泣き止まないまこに

どのように接して良いのか分からなかった。

とりあえず食器を下げて

お風呂に入った。

するとまこも入ってきた。

そしていつも通り私の体を洗う。

私も最後だからまこの体を洗ってあげた。

その間もまこは泣いていた。