あなたじゃなきゃダメ...


しばらくすると、たろうからメールが来た。

「俺と終わりって事なんか?

もうななの自由はないよ。

俺なら絶対に耐えられへんぐらいの

束縛はもう始まってるよ。

ある意味ストーカーみたいに

ななが何してるか知りたいから

携帯も見たんやろうし。

俺やったら好きでも

一緒には絶対おられへんな。

一緒に住んでる限り

ななから笑顔は消えるな。

これから毎日携帯とか

カバンの中とかまで

チェック入ると思うし。

気ぃ付けんとななが潰れるぞ。」

私はたろうから来たメールに

返事を送らなかった。

というか…送れなかった。

繁華街に着き、プリクラを撮りたいと

まこに言われた。

しぶしぶOKを出し

ゲームセンターに向かう。

歩いている時に繋いでいる手も

今では冷たくなっていた。

そこに愛はなく、繋ぐよりも

繋がされていると言ったほうが

しっくりくる。

ゲームセンターを見つけて

中に入り、プリクラ機を探す。

まこが機械を選び、プリクラを撮る。

私は上手に笑えなかった。

そこにはぎこちない距離があった。

撮り終えた私たちは繁華街から

少し離れたベンチに座った。

まこは私に対しての気持ちを

ゆっくり話し始めた。