「―なっ!ななっ!! 起きて!なな!!」 体を大きく揺さぶられ 耳元で名前を呼ばれ 私は目を覚ました。 視界にまこが映りこんできたが 私はまぶたをもう一度閉じようとした。 「なな!起きて!」 しつこいまこにキレながら 「もう!!寝かせて」 私は言い放った。 「まちで起きて! 携帯見た!」 一瞬まこが何を言ってるのか 分からなかった。 回らない頭で必死に考えた。 でも考えるのに疲れて もう何も考えたくなくて もう一度目を閉じた。 そんな私を許してくれないまこは 私を起き上がらせた。