花火が終わり、家に帰る。
寝る準備を済ませビールを飲んでいた。
私はまこから話を切り出すのを待っていた。
でもなかなか切り出さないまこに
しびれをきかせ、私から切り出した。
「話し合いは?
ななに言いたいことは?」
するとまこは私の最近の行動を
指摘した。
「確かに最近ななは遊んでばっかりやで。
でもな、ずっとまことおったら息詰まる。
1人の時間、全くないやん。
仕事から帰って来たら絶対まこおるし
ななにも息抜きする場所がいるねん」
矛盾しているのは分かっていた。
ななのやっていることは最低だって
分かっていた。
結局話し合いの結論は出ないまま
私は眠った。