あなたじゃなきゃダメ...


「連絡来てたわ」

私はたろうに言った。

「お昼ご飯食べたら帰る?」

嫌だったけど頷いた。

そして用意をして

ご飯を食べにでかけた。

楽しい時間はいつまでも続かない…

そう思うと気分が乗らなかった。

そしてたろうに送ってもらった。

別れを惜しむように何度もキスを交わす。

離れたくなかった...

でもありがとうを言い残し

車から降りた。

そしてたろうが見えなくなるまで

手を振り続け家に帰る。

部屋のドアを開けると

まこはゲームをしていた。

「おかえり」

そう言われたので

「ただいま」

と返事をした。