私はまこを無視して

部屋の掃除に取り掛かった。

何かをしていないと

私はまこにたくさんの暴言を

吐いてしまう気がして

隅から隅まで掃除をして

気を紛らわせていた。

まこはといえば

私の周りをうろちょろして

私の機嫌を取ろうとしていた。

「そうゆうのん嫌いやから

あっち行って座ってて。

機嫌取るぐらいなら

掃除ぐらいしたら?」

私が言うと

まこは何も言い返してこなくて

部屋のソファで俯いていた。

私は掃除を終わらせて

夜ご飯作りを始めた。

するとまこが近づいてきた。