「あんな、俺彼女おらんて

ゆうてたやんか?

5年付き合ってる彼女おんねん。

でもななの事好きになったから

別れるわ。

俺と付き合ってくれへん?」

腹が立った。

「自分のゆうてる事

おかしいと思わんけ?

付き合ってくれへんとか

普通別れてからゆうもんやろ?

ななは保険やないよ!

なながここで彼女と別れたら

付き合ったるゆうたら

別れるやろうけど

もしななが無理やゆうたら

どうせ別れへんねやろ?

自分が悪いと思ってんねんやったら

もっと頭使え。

誠意が見えへん。

ただ謝るだけなら誰でも出来るわ。

行動ちゃうんか!」

言葉が止まらなかった。

「彼女おるから、

ななん家泊まったのバレたらまずいから

さっきななに嘘つかせたん?

おらんってゆってって。

ひーくんもはるも彼女おる事

知ってるでな?」

私が聞くとまこは頷いた。