まこが戻ってきた。 「ひーくん何て? てかあんたのせいで はると喧嘩っぽくなってんけど! 嘘ついたんはななやけど 何でななに嘘つかせたん?」 まこを問い詰めた。 「ごめん!」 謝るばかりだった。 「もういいよ。 ななも悪かったし」 私も悪いから責めるのをやめた。 「ななに謝らなあかん事 まだあんねん」 これからまこが話す内容で 私は全ての話が繋がったと思った。