あなたじゃなきゃダメ...


「ななとまこ、後で番号交換したら?」

はるの言葉に驚いた。

だってはるは

私とたろうの関係を知っている。

どうしてそんな事言うのか

不思議で仕方なかった。

でもここでは交換しなかった。

次の日まこ以外みんな仕事だったので

解散する事になった。

私は1番に送ってもらった。

「みんなありがとう!

楽しかった」

車を降りて手を振っていたら

走りだした車が止まってまこが降りてきた。

「番号教えて?」

迷ったけど急かされたので

教える事にした。

「後で電話するわ」

そう言って車に戻って帰って行った。

私は家に帰ってお風呂に入って

寝る準備をしていたら

まこから電話がかかってきた。