「今日ななの家泊まるわ」

突然のたろうからのメール。

「分かった。

ご飯何がいい?」

返事をした。

たろうはいつも何でもいいと言う。

でも無理矢理決めてもらっていた。

仕事が終わりたろうと家に帰る。

たろうがお風呂に入っている間に

掃除を済ませ作業着を洗濯して

ご飯の用意に取りかかる。

たろうはお風呂から上がって

眠っていた。

ご飯が出来上がりたろうを起こす。

そしてテーブルに料理を並べ

一緒に食べた。

たろうは美味しいと言ってくれる。

それが嬉しかった。

ご飯を食べ終わると

後片付けをしてから

たろうの膝に寝転がる。

一緒にテレビを見て笑った。