あなたじゃなきゃダメ...


そして携帯でテレビを見たりして

のんびり帰っていると

たろうの携帯が鳴った。

「もしもし。

お~あけおめ。

...うん。

今年もよろしく。

子供は?」

その会話でたろうの嫁からだと分かる。

夢の中に居た私は

一気に現実に引き戻された。

そして窓の外の光を見ながら

ボ-ッとしていた。