あなたじゃなきゃダメ...


私の家の下に着き

いってらっしゃいのキスをして

たろうが見えなくなるまで

手を振った。

私もすぐに会社に向かった。

いつも通り仕事をこなして

たろうのお迎えを待って

一緒にたろうの家に帰る。

クリスマスもイブも一緒に過ごした。

毎日幸せ過ぎて早く時間が過ぎる。

クリスマスプレゼントなんていらない。

たろうが側にいるだけで

十分だった。

たろうと過ごす時間が

私にとって最高の

クリスマスプレゼントだった。