「・・・・・・夏希!!」 女子トイレの方からだった. 悲鳴の主は夏希だと瞬時に瀬戸は悟った. 女子トイレではあるが、瀬戸は何の躊躇もなく急いで入ってゆく. 夏希の危機を救いたいという一心で. 彼女の嗜好から一番奥の個室だとわかった 勢いよくバッ!と扉をあけた.