ドォォォォォォォン!!



轟音と共に、島は揺れ始める.


足場がふらつき、横にも縦にも体が揺さぶられる.



まばゆいばかりの光は瀬戸を静かに包み込み、どこかへ連れて行ってくれるそうだ.



「・・・帰れるのか!」





体が溶けていく.正体の解らない光.
決して正義ではない....

それをわかっていながらも、瀬戸は抵抗することもなく、身を預けていた...