「だったら、・・・・・・あがいてやろうぜ」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」 その時だった 三段崖の近くに存在していた弱々しく枯れていた人工樹林が一気に茶褐色へと染まっていく. そして木の幹の影からどろどろと進行をしていたのはグレンピアの体液だった. 「何だよ!?どうなってんだよ・・・」 名残は二人へと着実に迫っている. 最後の二人、限りなくゼロに近い僅かな力を持った二人に.