「僑介・・・・・・」 「なんだよ・・・?」 そこで中箕は少し間をあける. 「お前だけは、生き残れ」 そう吐くと、中箕は急かすように、焦るように、震える手つきでダイナマイトを大きなポケットからとりだした. 「お前・・・・・・・・・!」 「いいんだ、僑介.全ての原因は俺なんだから.」 「やめろ!」