そのガイレンピアの後ろには、上半身裸の野蛮な風貌の男が釘バットを持って中箕たちを睨みつける. 「人を助けたのは初めてだわ」 太い眉の下にはきりっとした鋭い目. 森田 厳は口周りの血をペロッと舐めるとにやっと笑った. 「あんたは・・・?」 中箕の問いかけには どーだっていいっしょ とだけ返し、森田は美希の傍へとかけよる. 「大丈夫ー?」 「うん.ありがとう」 「さっきは、ありがとうな」