血色の悪い肌、地面に浸る唾液. カクカクした不自然な動きで一体のガイレンピアがこちらへとやってくる. 「べあ゛ぁ・・・お゛ぇぁ・・・」 嗚咽ような、絞り出した声は一瞬にして二人を恐怖に包み込む. 「・・・うわ・・・・・・美希ちゃん逃げよう!!」 「・・・・・・うえっ」 「美希ちゃ・・・!」 地面に跪き、勢い良く嘔吐する.美希の姿があった.コンクリートに広がる嘔吐物は、胃液のみで生み出されていた. それはガイレンピアの姿からか、追いつめられた精神からきたのかは定かではない.